5月19日、地元東陽中学で「東成教育フォーラム」の二回目が行われました。
4月30日に1回目が東成区民センターで行われ、200名ほどの参加者があったのですが、今回はかなり少なく30人程度で、保護者の方と思われる方は10人くらいしかいませんでした。
保護者の方の関心がないのか、それとも告知方法が悪いのかわかりませんが、今後内容を理解したうえで判断をされるのか心配ではあります。
その分、参加された方からの質問・要望は子供たちのこと考えた熱心なものでありました。
しかしながら、教育委員会の答弁は残念なものであったと私は感じています。
前回の発言時にもありましたが、橋下市長は「学校選択制」を進めていきたいが、教育委員会も保護者の意見を聞けと言われてこのフォーラムを開催しているという姿勢が理解できません。
保護者・地域の方も自分の時間をつぶしてまで参加している。大阪市の職員も休日出勤し税金を使って開催している。
なのにそこで出た意見をまとめる方法・プロセスが見えていないことが最大の疑問です。
区長の説明で「大阪市が「学校選択制」を決定しても、各区ごとに「学校選択制」を選ぶかどうかの意思を出すことができる」との話がありましたが、橋下知事時代の手法(成人病センター移転など)は、結論ありきで地域の人にはただ説明しただけというものであったので、フォーラムが終了したのち、直接区長に「本当に各区で決めることができるのか」と問いました。
(残念ながらフォーラム時、質問時に挙手したのですが指名してもらえなかったんで。この人数ですごい確率ですが)区長の回答は「各区の意思は示すことはできるが、最終決定は市長」とのこと。
正直「やっぱりな」というものでした。それではなんのために公募区長に決定するということでしょうか。
保護者・地域の想いはどのように反映されるのでしょうか。
区長には区の意思がされる方法と決定までのプロセスを明確にしていただきたいと要望しました。
今後各学校ごとで説明をしていくという話もありましたが、PTA会長をさせていただいている立場として、保護者の方に何と説明すればよいのでしょうか。