中小企業苦悩の夏

中小企業苦悩の夏

今日の産経新聞に関西電力管内で計画停電対策として中小企業の対応の記事があります。
各社様々な対応策を検討されているようですが、簡単にいかないのが現状です。
私も製造業を営んでいるのでよくわかるのですが、得意先に対して守らなくてはいけない一番大切なことは納期を順守することです。
納期を守らなければ会社としての信頼を失い、経営は成り立ちません。

記事では、中小企業にとって、電力不足が後押しする大手メーカーの海外への生産移管が「一番のダメージ」との声も上がっているようです。
今までにも行ってきましたが、将来においては原発は無くしていく、そして代替エネルギーを国として後押しをして、他国をリードする産業にすることが必要だと私は考えています。

しかしながら大飯原発再稼働に対しての橋下市長の「再稼働反対、そのためには計画停電やむなし」発言は大変残念なものであります。

長期的な考えと短期的な考えが入り混じって人々の不安をあおり、後に「再稼働容認」発言がありましたが、コロコロ変わる発言に信用はなく、このような記事につながっているのではないでしょうか。

先日出席しました大阪市青年経営者連合会の総会でも、ある経営者の方が「平松市長はいつも出席してくれて若手経営者のことを気にかけてくれていたのに、橋下市長は来てくれない。どうなっているんや」といっていたのを思い出します。
大阪府・大阪市の動きも経済に関してはあまり伝わってくるものがありません。
公務員・教職員叩きも(問題がある部分には)結構ですが、もっと大阪が活性化するようなもの、前向きになるようなものを
具体的に出していただきたい、国の方を向いている場合ではありませんよ。